神社仏閣での不思議体験

神社仏閣が大好きです。

天狗さんだったら嬉しいなと思った出来事

今日は私の大好きな山岳系の神様の事について書きます。

 

神様というか天狗様?と思ったことです。

 

 

識子さんの本に書かれている天狗さんは

面白い天狗さん、厳しい天狗さん、優しい天狗さんといろいろいらっしゃるけど

私の行く山の天狗さんはきっと優しい天狗さんだと思います。

 

 

以前も書きましたが、私が一人登山をしての帰り道

少し遅くなったので心細くなっていた時

笛を吹きながら登ってきていた人

あの人はきっと天狗さんだったと思います。

とてもきれいな音色で私の不安を取り除いてくれました。

 

 

そして今回お話しするのは・・・・

 

 

もう二年以上前の事です。


 

娘にとても辛いことがおきました。

いてもたってもいられず二人で

山岳系の神様にお願いしに行きました。

 

 

きっとこれが間違いであるように

嘘だといってくれるように・・・

 

 

結果からいうとそれは間違いではなく

娘は辛い現実を受け止めなくては

ならなかったのですが

 

 

あれから月日はたち

今は幸せな日々を過ごしています。

きっと娘にとって通らなければいけない道だったのでしょう。

 

 

今ならそう受け止められることでも

当時は辛く悲しい出来事でした。

 

 

事がいい方に向かうように

二人でお願いしに行ったわけですが

その日私たちが見たものは・・・

 

 

仏様のいらっしゃるところから聞こえた

美しい歌声でした。

男性で50代後半くらいでしょうか

初めて見る方でした。

といってもお顔は見てないのですが

参道を登っていく後ろ姿をみました。

 

 

その年代の方は登山者はみますが

関係者っぽい方でその年代の方は

見かけたことがありません。

ましてや歌をうたうなんて・・・

 

 

私はよくわからないのですが

ご詠歌というのでしょうか

そんな感じの歌でした。


 

娘は生の歌声を聴くのが大好きなんです。

カラオケに行っても自分は歌わず人が歌うのをずっと聞いているくらい好きなのだそうです。



だからその歌声にすごく癒されていました。

もちろん私も。

神域できく特別な歌です。

癒されないわけがありません。

しばらくそこできれいな歌声に耳を傾けていました。

 

 

それでそれがなんで天狗さんなの?と

言われたら何とも言い難いのですが

とにかくあの笛の時と同じように

後にも先にもこんなふうに笛をふいたり

歌を歌っているのを見たのはこの一回きりなんです。

 


 

笛の時はあんな狭い登り道を笛を吹きながら

登ってくるなんておかしいし

この歌だってもしこんなふうに仏様に歌を奉納するのなら

年に一回の御開帳日に歌っても

よさそうなものじゃありませんか?

でもご開帳日にもお正月にも年末にもいらしてなかったし


 

 

私の場合も時間が遅くなって心細かった時だし

娘に至っては人生でとても辛い出来事でした。

それを癒してくれたこの出来事は

きっと天狗さんの優しさだと思っています。

実際娘は悲しいはずなのに悲しみの半分を引き取って頂いたように暮らしていました。



天狗さんでなくても、優しい神様が導いてくださったんだろうな、でも、天狗さんだったら嬉しいなという出来事でした。